アセンション1.0までは、智慧を身につけて、エゴを狂気から正気に変えます。
人間はマインドの指令によって、物事を引き寄せています。
真実の智慧を知らないままでは、矛盾した波動が混ざり合いますし、
「成功には努力が必要だ」「食べ過ぎたら太る」などの信念通りの引き寄せになります。

この時期は、引き寄せの法則の意図的創造が使いやすいです。
惰性の思考から、意図的な思考にすることで、人生を創造する確信を持ちます。

引き寄せの法則の「その先」に進むと、マインド頼りの引き寄せ創造ではなく、
真の自己からの全方位創造へと移り変わっていきます
自分を制限だらけの人間として見るのではなく、神の化身として、正しく見られるようになっていきます。

その段階では、できる限り、マインドの波動を鎮めます。
そうすることで、Allowing(受容)にシフトチェンジします。

このAllowingがとてもシンプルながら、とても困難です。
人間の身体を保持している以上、脳があり、マインドは常駐しています。
マインドを消すことはできません。
マインドに全ての仕事をさせるのではなく、体験することに集中し、
マインドの使い方をシンプルにする必要があります。

Allowingは、神からの贈り物をただ受け取るだけです。
これまでブロックし続けてきたそれらを、いかに流れ込ませられるかということになりますが、
マインドが余計な波動を発さず、静かにしていれば、それはうまくいきます。

注意点を挙げておきましょう。
・過去と未来を手放す
・考えすぎない
・疑わない

・結果を期待しない
・願望実現の成果を測らない
・自分の力で解決しようとしない
・分析して解明しようとしない
・目の前のことを喜んで体験する
・愛の目で自分と世界を見る

こういったことが挙げられます。あとはあるがままです。

この段階になると、願望実現法とかいっているのがおかしくなります。
願望実現法といっている間は、マインドによるコントロールですが、
これはあまりうまくいきません。
やっぱり結果や成果を期待するので、上記の注意点に抵触します。
願望が実現しないだけでなく、逆引き寄せともなりえます。

人間の視点からは人生で起こる物事の全体像が見えません。
限られた範囲しか見えません。
本当は完璧な人生であっても、苦しみや喪失が目につきます。
マインドはがんばって、物事の全容を理解しようとするのですが、
マインドががんばってしまうと、真の自己の全方位創造が止まってしまいます。

まるでだるまさんがころんだです。
あなたが願望実現を確認する度に、真の自己からの贈り物は静止します。
あなたが目をそらしている間に、その贈り物は近づきます。
だから、人生に起きてほしい、具体的な期待や希望の類いを思考外に放り出さないといけません。

引き寄せようとしなくていいのです。
フォーカスすることで、逆に静止してしまいます。
子どものように目の前のことに没頭して、楽しんで体験していればいいのです。

散々苦しんで来たので、現実を変えたいですよね。
現実を変えたければ変えたいほど、現実を見てしまいます。
すばやく「だるまさんがころんだ」と唱えて、じっと見てしまいます。
ゆっくりゆっくり唱えていたらいいのです。
忘れるくらい、振り返らず、目の前を見ていたらいいのです。
見ていないところで、それらは活気づいて、近づいてきてくれます。