東京ディズニーランド

古くからの知り合いなのですが、障害者の付き添いでディズニーランドに行ってきました。
その子は、ディズニー好きで、35周年グッズがほしくてほしくて、この前行ったときに売り切れで買えなかったらもう一回行きたいといいだし、ぼくが付き添うことになりました。

身体障害だけでなく、以前は精神障害の障害者手帳も持っていましたが、
いつ見ても落ち着いている感じはありません。どこかを痛がっているか、なにかに文句をいっているか、せわしなく急いでいるか。
この日も会うなり、急いでいてマフラーを忘れたこと、リュックを忘れたこと、電車が目の前に出て想定より遅れたこと、35周年ポストカードを調べたら完売になっていること、早く入園しないといけないこと、などをいっていました。

落ち着かない気持ちが、いろんなことを招いているんですが、それをいってもしょうがないので、話を合わせながら一緒に見て回ります。こっちは付き添いですし、お土産になんの興味もないので、その子が見ている間はふらふらどこか歩いているわけです。そうすると、「いつのまにかいなくなった」と怒ってくるわけで。

「今度こそIt’s a small worldに行く」と、なぜかリベンジの体で向かうも、ちょうどシステムトラブルで入れない状態でした。出口からは人が出てきていたので、本当にバッドタイミングで止まったようです。まさに、焦りや求める気持ちが不運を引き寄せている様を見るわけです。

それでもしばらく回っていると、気持ちも落ち着いてきたのか、ぼくが横にいる影響なのか、春休みでごった返しているにも関わらず比較的短時間でアトラクションに入れるようになっていき、ちょうど出ると、タイミングよくパレードがやっていたり、なにもかもがスムーズに進むようになりました。そして、ほしかった35周年グッズも購入し、さらに完売したと諦めていたポストカードも売っていたそうです。

そうして、ディズニーランドをあとにし、東京駅で別れましたが、その直後「電車が止まっている」とLINEが。ぼくはスムーズに家路につくものの、更に後には「目の前で電車が出た」「違う電車に乗った」などのLINEが届きました。家に帰ると、足のマメが潰れていたそうです。

まぁ、性格的なものではないかというかもしれませんが、その子はしっかり者の部類に入るので、とにかく自分で引き寄せているといえますね。アンラッキーなことをどれだけ自分が引き寄せてしまっているか。本当に気分によって、一日の過ごし方が変わります。まず、そのことを自覚することが、引き寄せの法則の入り口になりますね。

焦りや、執拗にほしがる欲求は要注意です。

ディズニー35周年