物理的な変化は、目で見てわかりやすいのですが、
内的な変化は自分でもあまりわからないものですよね。
だから、外的な物理的変化を、引き寄せの指針にするものですが、
わたしたちが見ている世界は幻想だと認識し、そこに神性を見つけようとするならば、
外的なものばかり注視するのはあなたを惑わせることになります。

だから、あまり外的な変化ばかりに囚われないようにしてください。
変化を期待する気持ちはわかりますが、外的な変化が起こることばかり期待していては、
なかなか実際に変化は起きません。

内面と外面は繋がっており、世界は心の投影ですから、
外的な世界を見ていても、あなたの内面に関する発見はたくさんあります。
しかし、実際には、他者と世界を共有しており、共有する世界に住むことを同意しています。
つまり、あなたの内面そのまんまが世界に現れているわけではありません。
あなたにとって気にくわない世界の断片は依然としてそこかしこにあります。

それらに対しては、あまり感情的に反応しないようにしてください。
感情的に反応するということは、それらにパワーを与えることになり、
自分の世界に招き入れることになります。

台風19号の被害は甚大でしたが、このような天災に対して、
視野を広げて、地球に起こっていることを真摯に考え、地球を癒やしていくための行動に変えていくことはよいことですが、恐れや不安という感情反応は、より天災を引き寄せやすくなります。
これから日本は、経済の衰退や自然破壊のしっぺ返しによって、より恐れや不安、緊張を国民が感じるようになります。その集団のエネルギーは、悪循環のエネルギーを創り出してしまいます。
感情的に反応しないようにするには難しいでしょう。

地球自体は、回復に進んでいますし、それらを後押しするのは、人間たちの肯定的な思考のパワーです。
エイブラハムも、環境破壊に関しては、ヴォルテックスにどんどん入っていくソースの回復エネルギーに焦点を合わせるようにいっています。

こうした天災も、物理的な外的変化ですが、被害に遭われた方に落ち度があるわけではありません。
わたしたちは集団意識を共有しているのです。
そして、安全や環境改善に対する意識の目覚めが促されています。

わたしたちは一人ではなく、皆繋がっており、今を生きる人間たちは、この繋がりというものを意識していく時代にあります。これも、わたしたちが一体であるという目覚めのレッスンの一部だといえるでしょう。