愛のコース A Course of Love エイブラハムとの違い

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    愛のコース

    奇跡のコース」の次のコース。「愛のコース」を読み始めまして、だいぶ衝撃を受けています。
    知らない知識にではなく、グサグサ痛いところを突かれるような感じで、
    「奇跡のコース」を学びながらも、エゴのデータベースに加えられているだけになっている
    思考体系を掘り返されます。

    それだけに早急に読んで、理解した気になって放置しないように、
    じっくり時間をかけて、進めていきたいと思います。

    この「愛のコース」は、ほとんどの人にとってなにも力になってくれないでしょう。
    なぜなら天地が逆になるくらい、違いますから。

    教えに矛盾はなくても、教えに段階というのはあります。
    エイブラハムの教えとキリストの教えは、根底的に違いますが、矛盾はありません。
    教えの段階によって変わるものです。

    例えば、エイブラハムの教えというのは、思考が現実化するので、
    思考に対して意識を向けましょう。感情がソースとの調和を意味するので、
    感情に気を配りましょう。ということです。
    コントラストを尊重して創造することを奨励しているように
    現実世界のなかで人がみな違うからこそ、独自の願望を生み出し、それを実現していくことが
    一人ひとりの幸せであり求めているものだと捉えています。

    ですから、たくさんの願望を実現したい人々、願望実現によって苦しみから逃れ、
    幸せになりたい人々がエイブラハムから学ぶのです。

    キリストの場合は、コントラストというもの自体が幻想であり分離意識であるといい、
    願望を実現することで幸せになろうとするから、分離を強化し、幸せにならないといいます。

    エイブラハムの場合は、個人の願望実現に対して背中を押しますが、
    キリストの場合それは、エゴが迷わせる思いであり、全体の幸せでなければいけないといいます。

     

    でも、これは段階です。
    まずは地上での創造を楽しみ、感情を味わい尽くせばいいのです。
    分離は分離ですが、宇宙の仕組みを理解し、創造のパワーに目覚めて生きることは素晴らしいことです。

    それでも苦しみはなくならないでしょうし、手に入れたものもすぐに飽きてしまうかもしれません。
    物質的な願望実現に嫌気がさしてきたら、究極の救いに歩を進めてもいいでしょう。

    エイブラハムもかつては「自己の願望は上流に向かうものであり、オールを手放しなさい」という言い方もしていました。
    けれど、願望を利用するほうが、人は情熱を込めて学ぶので、
    それが利己的な欲望であってもエイブラハムの教えを適用できるようになっています。
    シンプルに「いい気分になること」を連呼したために、都合のよい解釈が目立ち、
    引き寄せの法則を利己的な願望実現のツールに貶めてしまった人もたくさんいます。

    ぼくもだいぶ、引き寄せの法則のセミナーにおいては、ここの願望実現にフォーカスを置いてきましたし、
    お金や車や家を手に入れして裕福に暮らしたいという人もターゲットにしてきました。

    ぼく自身はだいぶ、そこから先に進んではいますが、現代人の多くの人にまず内なるパワーを
    理解してもらうようになるには、やはりエイブラハム流が合っていると思います。

     

    とはいえ、何年も前から、ぼくは「受け入れの心」「創造の心」「打ち消しの心」という言葉を使っています。
    「受け入れの心」と「創造の心」までがエイブラハム流で、「打ち消しの心」でキリスト流を教えているのです。

    段階を追って、進めるようになっています。
    「創造の心」と「打ち消しの心」が矛盾しているように見えるのも無理はありません。
    創造の心は幻想である物質世界で、わたしたちの価値観に基づく成功と幸せを実現する上で有効です。
    打ち消しの心は、幻想ではない真実の世界に帰り、神の価値観に基づく成功と幸せを実現する上で有効です。

     

    「愛のコース」の話に戻りますが、
    ぼくは10年半、引き寄せの法則とスピリチュアルの世界を真摯に学んできましたが、
    これを読んでいると、まだまだだと感じてしまいます。

    最後の決断、最後の選択が決め手です。
    それには、全てを打ち消すことが、ある意味求められています。

    それは個を捨て、全と融合し、愛そのものになるということです。

    ぼくにはまだまだ抵抗感があります。

    でも、あまりに素晴らしいので、日本語訳の気になるところをチェックしたいのと、
    第二部・第三部は翻訳前に自分で学ぶことになると思うので、原著を早速購入しました。
    (最近は洋書も日本に在庫があるのか、早いですね)

    愛のコースA course of love