ブッダというより釈迦といったほうが美しく感じるのですが、
最近ブッダの言葉に触れています。
思ったのは、どうしてこうも「正しさ」にこだわったのかです。
そこが現代視点のエイブラハムとは異なるところ。
おそらく、時代として、キリストやブッダの時代は、正しい規範が明確な生きる指針となる
最も有効な教えだったのでしょう。
現在は、かなり自由選択・自由創造の時代ですので、
当時のままの教えを鵜呑みにすると、時代にそぐわなかったりします。
ここで「時代」というのは、
普遍的でないという意味ではありません。
もともとこの世界は自由創造の世界なのですが、
幼児の時小学生の時とでは、教えるべき内容が違うように、
時代も進化すればマッチするものが変わってくるということです。
一つ改めて気づかされたのは、
ブッダが、ストーリーテリングを効果的に使っていたということです。
そういえば、仏教説話ってたくさんありますけど、
人を導く上で、ストーリーはとても有効ですからね、
ブッダは優れたストーリーテラーだったんだなぁと思います。
ぼく自身も、メッセージを効果的に伝えるためには、
演劇の形がとても魅力的だと思っています。
すなわち、演劇にはストーリーがあります。
共通点があります。
そして実は、ぼくは、「ストーリーテリング」の講座を今度やるんです。
そんで、最近はこんな本を読んでいます。
「エイト マインドフル・ステップス」
八正道に関する本なのですが、このグナラタナさんの語り口はとても聞きやすく、素晴らしいですよ。