SNSによって、様々な情報を見聞きすることができますが、一言でいうと日本のやばさを露呈させるものばかりです。実際そうでしょう。元から、隠されていた不正や異常さがたくさんあったものが、それらを無視できないほど、現実生活が軋み、余裕がなくなっています。

その一方で、「異常さに気づく」という体験をしている人もたくさんいます。
だんだんと目が開かれているのです。
かといって、それは現実ベースの真実に目を開くということであり、スピリチュアルな領域の真実に目を開くというわけではありません。これは逆に、現実を強烈に見てしまうが故に、本質である愛を見えなくさせてしまっているでしょう。

ところで、情報は、ほぼインターネットから得ることができます。探せば探すほど見つかります。
お金の稼ぎ方、恋人の手に入れ方、幸せになる方法、なんでも手にすることができるでしょう。
ある意味、インターネットはソースエナジーのような知性の代替物となっています。
そして、ソースと違い、インターネットのほうは、皆さんアクセスの仕方を知っていて、日々活用しています。

それなのに、どうしてこんなに生活は困窮し、人生は変わらないのでしょうか?
こんなにも答えが簡単に手に入り、無数の体験談、無数の方法を知ることができるのに、どうしてそれらをもってしても、現実は苦しくなるのでしょうか?

そんなことを考えてみたことがあるでしょうか?

情報がいくらあっても、答えをいくら知っても、自分の体験を通して自ら発見しなければいけません。
また、それらの情報に踊らされず、取捨選択しなければいけません。

インターネットの情報を有益に活用する姿勢は悪くないのですが、内なるガイドにも導いてもらうことですね。内なるガイドは、最適解を届けてくれます。
根拠のない直観でいいのです。できるかぎり邪魔なジャッジメントを入れないようにすれば、直観は精度を増していきます。

引き寄せの法則は意識しようが意識しまいが、常に働いています。自分の人生は自分で創造しているわけですが、その創造の際に、膨大な社会の情報が刷り込まれています。どっぷり洗脳された思考で創造するならば、異常な世界に異常な体験を呼び寄せるだけです。
もう少し、思考から離れてみることですね。インターネットからも適度な距離感を置き、冷静に情報をみることですね。