現段階では、コロナウィルスについても、予防に何がよいのか、薬がなにが効くのか、感染者や死亡率はどうなのか、どのように感染するのか、など不明確で、はっきりと見えていません。
見えていないのに、個人単位でも、国単位でも決断をしていかなくてはなりませんが、
ほとんどが恐れに基づく行動になっています。
この恐れが、更なる感染を引き寄せ、事態を悪化させています。しかし、人類は恐れにどっぷり浸かっているので、こうした悪化の連鎖も想定内といえます。

コロナに限らず、人は見えないものに惑わされます
だからこそ、はっきりと見たい、知りたいと思うのですが、
情報氾濫社会では、余計に混乱させるような情報が多いといえますし、
ある人は、陰謀論に傾倒するでしょう。

確かにある程度の陰謀説は真実でしょうが、一人ひとりが自分の世界を創造しているので、
本当は個人の問題だけです。そこに外部の原因説をたくさん招き入れるほど、あなたは
自分のパワーを明け渡してしまうことになります

風水や占いなども、自分のパワーを明け渡します。
やたら複雑なスピリチュアル情報や、まじないの類、色んな呼吸法や食事法なども、
過剰に招き入れれば、あなたは自己の迷宮に迷い込むことになります。

外よりも内を見るようにしましょう。
内側を感じるようにしましょう。

医学情報や、統計データ、専門家の意見、本に書かれているたくさんの「究極の~~」、
そういったものは、人間社会のなかで普通に生きていく分には、まぁ役に立つでしょう。
ほとんど全ての人にとって、それらは説得力を持ち、引き寄せのパワーを持ち、
実際にある程度機能するでしょう。

しかし、本当の究極としては、そんなものは一切どうでもいいことです。
なにも関係ありません。

見えないこと、知らないことは、恐れではなく、贈り物です。

人は正しく物事を見ることができませんが、見えていなくても、
価値判断せずに、流れ込んでくるものを受け入れていけばいいのです。