望む未来を引き寄せたいと皆さんは考えるでしょうが、
望む未来を引き寄せたいなら、未来のことはあまり考えないことです。
意味は分かりますか?
このようにトリッキーなことが非常に多いのが、引き寄せの法則の智慧です。
だから、誤解と偏見が多くなるのも無理はありません。
未来を引き寄せるためには、未来のことを考える。
この単純な図式には落とし穴があります。
セスが「パワーのポイントは今にある」といったように、
引き寄せの法則が働いているのは、今という瞬間しかありません。
その今において、未来のことばかり考えて、今を無視してはいけません。
これは身の周りの現実をしっかりやりなさいという、あたかも親がいいそうな教えではありません。
ちょっと違います。
身の周りの現実を、望んでいるかのように楽しみ、感謝し、喜びを感じながら生きるのです。
未来を想像して、いい気分になるのも、現在のうちです。
だから、皆さんにおすすめするのは「現在形で考える」ということです。
未来のなりたい自分よりも、現在の自分の素晴らしさに目を向けてください。
未来にほしいものよりも、現在持っているものの素晴らしさに目を向けてください。
未来につきたい地位よりも、現在の地位の素晴らしさに目を向けてください。
望む未来がほしすぎて、現在を忘れてしまっていませんか?
現在と望む未来の間には、常にギャップがあります。
ギャップは抵抗なのです。
抵抗を手放さないといけません。
人間は、humanbeingです。
beingとは、今の状態であり、自分という存在です。
humangoingでもなければhumandoingでもないのです。