エイブラハムは欲・願望を推奨しているのに、
エックハルト・トールや、ウェイン・ダイアーや、ブッダは
欲が苦悩・障害のもとのようにいっています。
そこに混乱しているという人は多いのではないでしょうか。
確かに、そこははっきりと理解しておいた方が良いと思います。
これに対して、わかりやすい啓示をもらいました。
皆さんも、これで納得してくださいね。
まず、欲はとっても人間らしいものです。
植物をイメージして下さい。
とりあえず、生理的・生物学的な欲は置いといて、
皆さんの「~がほしい」「~な人物になりたい」「~を経験したい」
という願望は、芽を出して、花を咲かすようなプロセスです。
とても生命力があり、創造的で良いことです。
ただし、植物の生長が自然であるように、
願望実現も自然であることをもう一度認識して下さい。
あなたの不自然な育て方によって、枯らしてしまったり、
または、時間が長く経って、枯れてしまった場合、
それでもなお、「花よ咲け!」と、頑張って育てようとしている状態が
執着です。
執着状態になってしまったら、そこに生命力はないのです。
だから、欲を手放しなさいといわれます。
それはつまり、枯れてしまったので、次に行きなさいということです。
ある意味。
だから、新しい芽と向き合うことで、新しい生命力を得ます。
枯れてしまった植物に、ずっと水をやることがないので、
新しい願望がすくすくと育ちやすい環境になります。
新しい芽とは、新しいワクワクでもあります。
なにも夢を諦めなさいといっているわけではありません。
思ってもいない形で叶うことがあるでしょう。
それこそ、新しい植物が花を咲かせたということです。
自然な成長ですので、正直、水をやらなくても(フォーカスを当てなくても)
花を咲かせることは出来ますが、水をやる(フォーカスを当てる)と、成長は力強くなります。
但し、水のやり方には注意が必要です。
生理的・生物学的な欲についても補足を入れておきましょう。
まぁ、いいですよ、その欲も。でも、いってみれば雑草みたいなものです。
どんどん、無秩序に増えてきます。
だから、雑草については、適当に刈り込んだほうが、
あなたの咲かせたい花は咲くでしょう。
この説明で、皆さんは充分わかるはずです。
かつて、これほど、欲と執着についてわかりやすく説明した例えがあったでしょうか?
この啓示を受けられてぼく自身もとても感謝しています。