わたしたちはめざましい技術の進歩を遂げ、古い時代と比べると遙かに進化しているような気がします。
しかし、実は原始時代のほうが進化していたということもできます。
それはなぜでしょうか?

進化をどう捉えるかによるでしょう。
わたしたちは、どうやらたくさんの物質を生み出し、科学技術を発展させ、
多くの文明の利器を生み出してきたことで、進化してきたと思っています。

しかし、こう考えてはいかがでしょうか?

わたしたち人間の五感や肉体が持っている力を発揮し、
わたしたちの肉体の構成元素と同じ、自然と一体になっている。
人と繋がり、植物と繋がり、動物と繋がって、ありのままに純粋である。
家というものを堅固に建てて、守ろうとせず、
美しい肉体を隠そうとせず、
自らを美しく見せようと、化粧をしたり衣服を派手にまとうのではなく、
物質的な量や、金銭の量で、自己を測ろうともしない。

こういう価値観であれば、原始人のほうが
はるかに人間的に進化していたといえます。

むしろ、現代人は、人間的には退化し、物質という見せかけに耽溺しているだけかもしれません。

人間の能力が進化していけば、神に近くなっていきます。
神に近くなると、奇跡も容易になります。
テレパシーも敏感になり、超能力を発揮できるようになります。

現代人はますますそんな能力を退化させています。
古代の人たちはそれらがもっと容易にできたものです。

アトランティスの時代も科学技術は大変に進歩していたそうですが、
心は貧しく、優越感に浸っていただけだったといいます。

原始的な人々は軽蔑すべき存在ではなく、
むしろ彼らから学び直すことがたくさんあるといえるでしょうね。