そういえば引っかかっていたのです。
良くないことは一瞬で実現します。
お金を失うのはとても簡単です。
死は一瞬です。
一方、良いことは時間がかかります。
破壊に時間がかからず、創造に時間がかかるのはなぜでしょう?
神の力よりエゴの力のほうが勝っているのでしょうか?
そんなはずはありません。
ぼくは、まだまだソースと同調できていないから時間がかかっているんだ。
時間がかかるのも悪くない、タイミングが今でないだけだ。
いかに焦らず、今に集中するかが問題だ。
なんて、どこかごまかして納得させていたところがあります。
しかし、時間がかかることにはなにか深い真の意味があるのではないでしょうか?
そこで、歩きながらキリストに教えてくれないかと尋ねました。
頭の中で、会話が始まりました。
樹木も、育つまでになんと時間がかかることか。
しかし、切り倒すのはたやすい。
破壊の力が勝っているのではない。
破壊は無意味なものだ。
とすれば、時間がかからないのは、神の優しさであり、
エゴの創造が勝っているわけではない。
創造は結果ではなく過程に意味があり、
時間がかかる方が過程の喜び・楽しさ・幸福を感じることが出来る。
という風に、頭の中で整理されていきました。
なるほど!
時間がかかることは、なにかが間違っていることだとか、
なにかがうまく調和していないことだと捉えて、
大切な「今」に十分なパワーを送れていなかったのです。
時間がかかることは良いことだ
と腑に落ちたことは、とても大きいと思えました。
食事もそうだ。
結果がすぐにきたら、味わえないまま満腹になる。
味わいながら満たされていくのが幸福だ。
今は空腹だが、目の前には様々な素晴らしい料理が並んでいる。
すぐに満腹になりたいだろうか。
満腹になったら、食事をやめるだろう。
今最高の場所にいることを知ろう。
ということで、今回も素晴らしい啓示が得られたので、
皆さんにもシェアします。