ロシアとウクライナの問題ですが、これは世界全体の問題でもあります。
ウクライナが犠牲となっている台風の上陸場所となっていますが、この台風は西側諸国と東の長く続く闘争が渦巻いたものです。

ロシアからすれば、西欧とアメリカは脅威で、間にあるウクライナには中立でいてもらいたいところです。ところが、ウクライナには欧米から資金が流れ、グローバリズムの流れのなかで、欧米主義となっています。ネオナチの実体はわかりませんが、そうしたものも脅威でしょう。
プーチンはソビエト連邦の強さと栄光を取り戻したいですし、欧米になめられるわけにはいかないですし、ウクライナという重要な土地を自分のものにして安心したいわけです。

しかし、世界全体の問題といったように、パワー求め、支配しようとするエネルギーのぶつかり合い、古いものと新しいものとのぶつかり合い、様々なぶつかり合いが見られるので、停戦交渉で解決するものではなく、相当溜まった膿を出し切らないと終わりそうにありません。

ですが、世界全体が平和も求めていて、戦争に反対している総意のエネルギーもますます大きくなっていて、この膿さえ出し切れば、かなりの古い部分の闘争が浄化される気がします。

一説では、宇宙ではずっと戦争してきたといいます。天使たちの戦い。スターウォーズ。
神や天使と呼ばれる存在たちでさえ、愛を本当には知りませんでした。
天使たちが人間を通して、様々な体験をすることで、愛や平和を本当に知ることができました。
ただ、人間という枠に閉じ込められ、なにもかも忘れてしまいました。
人間という枠を破った天使たちが、神なる人間であり、マスターというわけです。

マスターも世界平和に向けて力を貸しています。それは人間たちの集合意識よりも巨大なものです。
しかし、彼らは世界平和をもたらそうとはしていません。戦争を終わらそうとはしていません。
そうしだすと、人間の枠に入ってしまい、光を放てないからです。
人間の枠から出て、存在するというシンプルな状態でこそ、マスターは光を放つことができます。
それはコロナに対しても、戦争に対しても、働きかけています。

まだまだ世界は大混乱の状態が続くでしょう。
経済が悪化し、世界中の人々の安全が脅かされます。
確かに、それらは人間たちの創る幻想ではありますが、リアルな現実です。
見えない領域で様々なことが起こっています。
良いことも起こっています。進化しています。

日本は西に中国、北にロシア・北朝鮮があります。
東のアメリカはかつてのような世界の警察としての力はありません。
日本は大丈夫でしょうか?
国と国の衝突よりも、日本の内部で腐食していて、生きる力をなくし、長い停滞が続いていることが気がかりです。
世界の揺さぶりのなかで、もっと悪化するかもしれませんし、目覚めていくかもしれません。

次はなにが起こるでしょうか?

陰謀論もかなり目にします。プーチンとゼレンスキーが繋がっていて茶番劇を演じているという指摘すらあります。ディープステートが全てを動かしていると。トランプがいなくなって、また動き出していると。コロナを2年もやったので、次は戦争だと。

ある程度の指摘は事実でしょうが、かなり推論の部分があると思います。あらゆることは色々な解釈が成り立ちます。引き寄せの法則が整合性や正当性を創ってしまいます。

昔、アダマス(サン・ジェルマン)が、この人は陰謀論大嫌いですが、「欲深いだけ」「人間は愚かで、陰謀するほど賢くない」ということをいっています。
また、トバイアスだったか、そうした連中はかなり前に「支配してお金を独占しても、大変なことばかりで面白くない」ということに気づいて、勢力が弱くなっているという話もありました。

あらゆるところにディープステートの伏線を見つけ、陰謀を暴き、ほとんどの人が知らない事実を知るという快感と自己満足と恐れが、陰謀論のトラップだと思います。人間の想像力で、実際は壁のシミに過ぎないものを幽霊だと解釈しているだけかもしれません。

だから、確かにそれらの輩は世界の金の流れの重要所をおさえ、もっと世界を動かそうとしているかもしれませんが、単に欲深いだけで、実際は陰謀どころか目先のことしか見えていない愚かな連中なのかもしれません。