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アセンション2.3 最後の仕上げ

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アセンション2.3 最後の仕上げ

悟りというのは瞬間的に達成するものではありません。
啓示や気づきは、瞬間的に訪れて、「そうか!!」という風になりますが、
目覚めてから、真の自己の浸透や変化が起こりはじめ、徐々に徐々に人間部分を溶かし、神の要素が入り込んで定着していきます。
そういう意味では、アセンション1.0、1.5、2.0、2.1……のようにだんだんと進化していきます。

本気で人間をやめたいと思うまでに時間がかかりました。
何度も絶望を味わいながら、それでも神の道、悟りの道を目指してきました。
不屈の精神で、スピリチュアルの道を歩き続けました。
全てを知り、全てを試し、それでも味わう不完全さ。

そして、人間では到達できないことを知り、目指すこともやめ、
真の自己に全部やってもらうしかないという状態になりました。
これまで打ち消しの心で、10年自分の内面を精査し、修正し、取り除いて、正気のマインドを培ってきました。これ以上、なにもない、と思いながらも、「人間」というのは、広く深く根付いているもので、本当にまるごとやめる覚悟がないと、ダメなんだと思いました。

グジュグジュボロボロで、捨て置かれても、誰も助けにはこず、
そのまま捨て置かれ、いつしか疲れと傷が癒やされるけれど、そこにはなにもない。
再び人間世界に行けば、グジュグジュボロボロにされる。
そんな人生といえるかもしれません。
アダマス(サン・ジェルマン)は、マスターになる者はみんな通る道だといいます。
「一文無しになったり、大病になったり、家族を失ったり」と、そういいます。

厄介なのは、完全に捨てきらないと、真の変化は発動しないということです。
これはとてつもなく大変なことで、不可能を可能にするようなレベルに近いとさえ思います。
人間世界の常識と180度違うことを、一度も体験せずに採用していかなければなりません。
これまで、良いといわれてきたこと、そうやりなさいといわれてきたことを捨てて、周りの誰もやっていないことをやり続けなければいけません。
「崖から飛び降りなさい、幸せになれるから」といわれ、崖から飛び降り、そして死ぬ。
それでもまた崖は現れ、飛び降り、そして死ぬ。
そんなことを延々と繰り返しているかのような道です。

でも、4月頭に、もう本当に人間をやめようと思い、けれども、人間をやめようという思いも、完全なる悟りに達したいという思いも、人間にはできないと知り、完全な無力感のなか、5/15に、自分の人間の部分が人生を壊す様をただただ見送り、そこで人間ドラマの終わりを感じました。ああ、もう人間の部分が恐れをもたらしたり、人生を壊したりするのは最後だろうなと感じました。

自分というアスペクトが終わった感じでした。
ずっと続いてきた炎のように燃える光の帯が目の前で途切れ、それを見ているような感じです。

そのあと虚無感はありましたが、よくここまでやってこれたという感謝もありましたし、これまで以上にこれでいいのだという思いがありました。最も人間を手放すことが出来ていると感じていました。
しかし、とてもニュートラルで、喜びや幸せはありません。

思う存分人生を体験する時期に来ていることは感づいていました。けれども体験したくても、なにもなさが広がっているだけ。
ちょうどアダマスの月例シャウドでは、Happinessについて語られていました。Happinessは魂から人間へとやってくるもの。しかし、魂から沸き上がるものは特にはありませんでした。
また、「Christ Returns」というキリストの手紙の一部をYouTubeで見ながら、なにもかもその通りだと思っていました。

なにもかも知っている。
人間マインドは放棄されている。

なにも起こらなくても、常に世界は自分と繋がって呼応しています。
自分だけの世界。自分だけの人生。
真の自己も神の粒子も、「私」という一点の幸せのために常に存在しています。

なのに、どれだけ人間マインドが邪魔してきたか。夢幻を創出し続けていたか。
言葉ではうまく説明できませんが、自分だけの世界、自分だけの人生をもっと愛したいと思うようになりました。
批判や不平不満を投げかける度に、人間世界の幻想を生き長らせてしまいます。
確かに、この世は狂気や愚かさだらけですが、人間世界を否定する度に、神が整える完璧なる自分の世界も否定してしまいます。だから、キリストはゆるしについて語り続けたのです。

人間の幻想のヴェールを取れば、そこには既に完璧な世界があります。
ヴェールを取らずに完璧な世界が現れるの待っていても時間の浪費です。
ヴェールを取るという真の意味を理解しました。

ぼくの悟りの道は、最後の仕上げを成し遂げました。
まだまだこれからも、真の自己の浸透、ライトボディへの移行など、アセンションプロセスは続くでしょうが、人間サイドでできることは全部やり尽くして、無事にDivine Humanとしてのお膳立てが整ったと思います。

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Shinji
引き寄せの法則マスター Shinji 長年の引き寄せの法則の研究と広範なスピリチュアルな理解により、セミナーやカウンセリングを行ってきた。エイブラハム、セス、神との対話、奇跡のコースらに詳しい。