2/28~3/2。
ぼくのスタジオでミニ公演が行われます。
ミニ公演といっても、度肝抜くほど高レベルなものですよ。
今回、ぼくは脚本・演出です。
オスカー・ワイルドの「アーサー・サヴィル卿の犯罪」という短編小説から
インスパイアされて脚本を書き上げました。
演劇を通して、ぼくはいろいろな精神的な成長を遂げました。
それは書き切れませんが、本当にスピリチュアルだといえます。
年末ぐらいから、よく「没頭」という言葉を引用していますが、
脚本を書く作業は、非常に没頭できます。
思い切り没頭するつもりで書きました。
一週間も経たずに書けましたが、
かなり質の高いものが出来ました。
それは、観てもらわないとなんとも証明ができません。
書くときはいつもそうです。
作家の魂とシンクロして書きます。
今、ぼくはあまり演技をするということに興味を持っていません。
それよりも演出家の立場として、
嘘のない真実の演技へと導くことを役割としています。
作品のテーマそのものからの学びもあります。
役者たちももちろん色々と考えて学びます。
どっぷりと作品と向き合うので、学びも大きいのです。
この「アーサー・サヴィル」の場合は、
人の心と魂という、別物でありながら自分のものである
この二つに振り回され、本当の自分を探そうとする葛藤が描かれています。
東京近郊にお住まいの方は、
どうぞ遠慮なく観劇にいらしてください。
ぼくにも会えますよ。