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死者の記憶をもつ子供たち

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アメリカの前世記憶をもつ子どもたちのドキュメンタリー風テレビ「死者の記憶をもつ子供たち」がアマゾンプライムで観られます。

輪廻転生を信じていない人はたくさんいますが、ぼくからすれば当然の話です。
一般の人からすれば子供がわけのわからないことを話し、わけのわからないことで苦しんでいる
という風に見えるわけで、何年も経ってようやく真相を探し、子供の言ったとおりのことが実際にあったと気づきます。

この作品は一話につき2名の前世記憶をもつ子供が紹介されています。
傾向としては、非業の死を遂げた人がほとんどです。
前世の亡くなり方が悲惨で、現世への執着を強く残したまま転生しているので、
だからこそ、次世でも記憶が甦っているのでしょう。

番組の後半、実際にいた人物、遭った出来事に辿り着いて、
(9.11で亡くなった人、タイタニックの設計士、ハリウッド女優など)
ようやく子どもたちは解放され、記憶に苛まれなくなっていきます。
やはり、悲惨な出来事、トラウマ体験は、しっかりと目を向け、受け入れることが必要ですね。
前世の時にはそんな時間もなかったので、次世で浄化しているのがわかります。

通常、死んだら、ガイドスピリットによって死を認識し、死後の世界に行きます。
(しばらく地縛霊や未浄化の霊として留まることもあります)
その後ゆっくりと人生を振り返るライトレビューがあります。
落ち着いて次の転生に繋げるのですが、この番組に出ている子たちは、
かなり急いで転生している人が多いなと思います。

番組中、子供では知らない単語を話したり、別の国の言語を理解したりというのも見られます。
これは、魂が記憶のレコーダーだということがよくわかる事例です。
脳に記憶が貯えられているのではなく、魂に記憶が貯えられているからこそ、
転生後でもその記憶を引き出せるのです。

通常は、生まれ変わることによって、魂の記憶のケーブルは現世のもの一本になりますが、
幼少期でまだ人格が安定していない時期だからこそ、昔の記憶のケーブルが使えています。
人格は一つですが、記憶のケーブルが二本存在している状態になり、子供は混乱します。
人格形成によって、新しいケーブルが強固に構築されると、古いケーブルは使えなくなります。
だからみんな子どもたちです。

ちなみに魂は何十、何百と、過去生の記憶を貯えています。
ケーブルが存在しませんが、もしケーブルを無数に繋げるなら、もっと古い記憶も思い出せるでしょう。

しかし、前世の記憶をもつことで、子どもたちは他の子どもたちとも馴染めないですし、
普通の生活がままならない状態になっています。
「どうして前世の記憶を忘れてしまうんだ、勿体ない、それらがあればもっと生きやすいのに」と思いがちですが、実際は邪魔になってしまうということがよくわかります。前世の考え方やトラウマに引っ張られ、素直に新しい人生を楽しむことができないのです。

確かに、ここに登場している子どもたちは、成長が早く、あっという間に言葉を話すようになったり、手先も器用だったり、前世の影響によって天才化しています。しかし、それら前世の特性も徐々に薄まっていきますし、過酷な人生の前世だとデメリットも多いといえます。死んだときの凄惨な記憶が何度も何度も蘇って、悪夢を見続けたりするんですから。

アセンデッドマスターともなれば、あらゆる前世の記憶にもアクセスでき、魂が保持する全ての人格の代表格となります。アダマス・サン・ジェルマンが「I am Adamus, sovereign domain(主権の領域)」といっているのはそのためです。魂の中でも主権を持っている代表格の人格ということになります。

皆さんも、「死者の記憶をもつ子供たち」を観てみてください。