惑わされない心

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どうしても目に見えない精神世界のことは、足を踏み込んだ初期は特に迷いやすいものです。
現実に目に見えるものばかりを見て信じてきた反動もあるでしょうが、目に見えないものを信じ始めたらキリなく信じて、まがいものまで信じるようになります。地に足がつかず、あれやこれやと手を出し始めてしまいます。

「信じるものは救われる」という言葉がありますが、ある程度は心が楽になり、問題が解決しているのでしょうが、多くは一時的にうっとりして、問題をすり替えてしまい、現実から逃避しているだけではないでしょうか?

良くないのは、「変わった」と思い込みたい衝動もあることです。自分が変わった、幸せになったと思い込みたいので、無理に幸せを演じ続ける人もいます。周りの人も「あの人どうしちゃったんだろう」と引いてしまいます。

まがいものは世に溢れています。ファンや顧客がたくさんいることは、なんの証明にもなっていません。むしろ、たくさん群がっているところほど、疑ってみるべきです。

真実はとてもシンプルであり、大層な名称で飾り立てもしませんし、目に見えない神通力で奇跡を起こすこともありません。信じたい思いと信じさせたい思いが引き寄せ合っているだけです。それでは幻想の中を更に迷うだけでしょう。

昔から霊感商法はありましたが、今はネットでそれが簡単にできるため、あまりにも多くの偽者がビジネスとして霊感商法めいたことを行っています。当人も、信者がたくさんつくものだから、自信を持ってエゴを太らせています。自分も出来るのではと、勘違いだけでそれをやっている人もたくさんいます。

真のスピリチュアルは、現実世界と調和がとれています。現実から逃れたい人はたくさんいるので、非現実的なスピリチュアルは現実逃避の恰好の温床になってしまいます。けれど、もっと現実に向き合うべきですし、自分自身とも向き合うべきなのです。自己のパワーを他人に依存することで手放してはいけません。

惑わされないように。逃避にならないように。
自己の心と向き合いながら、神性を発見していってください。