☆マスターへの道２７☆
「与え、そして見返りを求めない」

マスターを目指すものは、
何度も何度も学びを繰り返さなくてはいけません。
繰り返しを愛すくらい、繰り返すのです。

前回、「与えることは受け取ることと知る」というテーマで
話をしました。

しかし、たくさん受け取れると思って、
与えようとするのは邪（よこしま）な心です。

この教えは、ローリスクハイリターンの投資ではありません。

とはいえこれは微妙なラインです。

そのような投資的な発想でも効果は望めるでしょう。

しかし、考えてほしいのは
「それは愛か？」
ということです。

ただ、自分の懐を増やしたいが故に、与えようとするなら、
自分のことしか考えておらず、人に分け与える意味がありません。

そこには「欲しい」という欲望と、
「足りない」という欠落･支えの思考が存在してしまいます。

重要なのは、愛です。

愛は根源的なエネルギーですから、
愛を使わないのであれば、延長され増幅されません。

だから見返りを求めないようにしてください。

「７倍になって返ってくる」といいましたが、
７倍の見返り狙いで与える行為をしていたら、
求めるものが得られないという経験をするでしょう。

そしてそのことを他者や何かのせいにしてしまうことでしょう。
悪循環に陥ります。

そもそも見返りなんか求めないという人のほうが多いとは思いますが、
引き寄せの法則をお金持ちになるメソッドとして
使おうとしている人は多いのです。

「与える」ということは、
習慣になるまで実践していかなくてはいけません。

ですから今週も行って下さい。

お金や物だけでなく、気持ちや態度や言葉も含まれます。

ぼくも取り組んでいる課題です。

そして、今週の追加テーマは、
「見返りを求めない」ことです。