☆マスターへの道２０☆
「身近な信念から自分自身を知る」

しっかり実践されている方は、軌道に乗っているでしょうか？

まだまだ、欠落の思考・支えの思考が足を引っ張っているかもしれません。

欠落の思考・支えの思考というのは、ずっと思い込んでしまっている
からこそ、いつまでも足を引っ張るのです。

信念になっているのです。

そして信念を変えるのは難しいことです。

信念は、至る所に存在しています。

自分を自分と思っているのもまた信念です。
雨男、雨女だと思っているのも信念です。
夜道は危ないと思っているのも信念です。
お金を稼ぐには仕事をしないといけないと思っているのも信念です。
障害者や病歴の多い人は、なかなか雇ってくれないと思っているのも信念です。
どうせ自分なんて恋人はできないと思っているのも信念です。
原発は危険だと思っているのも信念です。

今週、身近な自分の信念（思い込み）に目を向けて下さい。

そのとき、常識的な見方に束縛されないようにして下さい。

「夜道は危ないなんて当たり前じゃないか」
と思うかもしれません。

その常識的な見方を打ち破って下さい。

それはただ多くの人が共通して思い込んでいることに過ぎません。

また、経験論にも束縛されないで下さい。

「でも、実際に夜道で襲われそうになった」
といっても、それはただその人が引き寄せただけのことであり、
その後「夜道は危ない」という信念を強化してしまったのです。

その人にとっては、夜道は本当に危ないものになっています。

この信念を解除し、新しい信念で塗り替えれば、
夜道は危ないものではなくなります。

さて、あなたの身の回りの、あなたに特化した信念はなんでしょう？

例えば、
「身体に気を遣って、サイドメニューには野菜を入れるようにしている」
というのはどうでしょう？

健康を維持するためには、野菜が関わっていると思い込んでいますね。
これも信念です。

ちなみにぼくは「健康である」という信念を持っています。

だから、滅多に病気にならないし、毎日のように寝る前に
高カロリーの夜食を食べたりしますが、肉体の均整は取れています。

今週のテーマは、身近な信念に気づくことです。
気づいてはっとすることが狙いです。

だから、いちいちその信念を変えようとする必要はありません。

今まで当然だと思って、まったく疑いもしなかったことに対して、
「そう思い込んでるだけだった」とはっとしてください。

それでＯＫです。