マスターへの道２
「転換を習慣づける」

病んでいて、競争や争いや不平不満が渦巻いているこの物質世界において、
物質世界に焦点を合わせているわたしたちは、
どうしても周囲からの影響をうけます。

ポジティブな反応することもあれば、
ネガティブな反応をすることもあり、一定していません。

皆さんは、いつも反応しています。

マスターというのは、反応が一定です。

いつでも最善の反応を選ぶことが出来るからです。

その領域にたどり着く前にマスターすべき事は、
ネガティブな反応をしてしまっても、
なるべく早く、ポジティブな方向に流れを変えることです。

なにか嫌なことがあっても、
なるべく速やかにその感情から離れてください。

どっぷり浸かろうと思えば浸かることもできます。
自虐的な人というのは、浸かる習慣が出来ています。

しかし、ネガティブな感情にまったくメリットはありません。

しかも、時間が経てば、誰だって気にしなくなっていることです。

後々どうでもよくなるし、まったくメリットがないことに
どうしてしがみつくのでしょう？

ずっとネガティブでいれば、誰かが温かい言葉をかけてくれたり、
あなたのネガティブな気持ちを共有してくれる人が現れるのでしょうか？

他者に気持ちを楽にしてもらうことを期待していると、
あなたは他者に依存することになり、
いつまでも不安定な状態となります。

いいですか？
対象に焦点を合わせれば合わせるほど活性化します。

嫌なことも、焦点を合わせれば合わせるほど
強力に嫌なことになっていきます。

もっと気分のいいことに対象をシフトしてみてください。

なるべくで構いません。
完璧な転換は求めていません。

これまでより、ちょっとだけ、
ネガティブに反応したことに焦点を合わせる時間を減らしてください。

そんな反応に敏感になり、
ポジティブな方向に持って行けるように努力してみてください。

今週はこのことを心がけてみてください。