東京都知事選に興味はありません。投票にも行かないでしょう。
彼らが話しているのは、
「待機児童を減らすために保育園を」
「原発問題が起こったら命の危機」
「災害に強い東京に」
「2兆円の経済刺激策を」

こうした言葉の背景にあるのは全部「不安」です。
東京都民の抱える不平不満の元になっているお金の不安、健康の不安、災害の不安……

不安から全てがスタートしています。
投票は、「どれだけ不安に応えられるか合戦」「どれだけ都民の不安を刺激できるか合戦」
のような感じではありませんか。

街頭演説も、「不安の現在」を訴えるばかりで、「安心の未来」を訴える比重が軽い。

ヴォルテックスから外れた候補者へ、
多くのヴォルテックスから外れた都民が投票する。
そして、どれだけヴォルテックスから外れた都民が投票したかで都知事が決まる。

ナンセンスですね。
不安があるなら、まず自分の内なる存在との繋がりを意識すべきで、
投票するなら、自分自身に投票すべきです。