今、書店の店頭に行けばすごい量置いてあります。
小保方さんの「あの日」。

ちらっと読みましたけど、壮絶です。
これまで小保方さんの意見はほとんど聞くことが出来ず、
なにか喋ってもマスコミが歪ませて書くので、こうして改めて読むと、
人間の攻撃心のすごさに驚きます。
そして、なにも知らずに、重罪人だと決めつけてしまうことに危険を感じます。

事実云々よりも、マスコミが勝手に持ち上げて、勝手に戦犯にしてしまう
その人間性のなさに驚愕です。
書かれていることを鵜呑みにするわけではありませんが、
罪を犯したとされる人に対して、徹底的に攻撃し、
それを正義だと思っている人や、そこから利益を得る人がいるのは確かであり、
その真っ只中で、攻撃されてきた小保方さんの苦しみは途方もないでしょう。

心が壊され、身体も蝕まれていく様子がリアルで、衝撃を受けました。
理解者であった理研の笹井さんは、精神的に限界を越えて自殺しているわけですし。

真実を究明することなんか本当はどうでもよくて、
人は攻撃したいだけなんですよね。
他人を攻撃するか、攻撃されているのを見ている間は、
自分自身の罪悪心の部分に目を向けなくて済むわけで、
正しさを主張することによって、過ちの部分から目をそらすことができるわけです。

一人ひとりのちょっとしたストレスも、メディアのせいで、
数百万人ものエネルギーとなって集約され、注がれます。
そんなのを一人で受けたら、もうどうにかなっちゃいますよね。

アマゾンのレビューは半数以上の人が星5つ以上をつけていて、
謝罪や応援の気持ちを持った人が多いようです。(星1つも100人以上いますけど)

それらの言葉で、心が少しでも癒やされてほしいと思います。